マッキントッシュを中心に流行っている、コミュニケーションツールです。
チャット機能、ニュース機能、ファイルサーバー機能を持っています。
似たような物にNetMeetingやIRC等がありますが、私の周囲のマックユーザーは主にHotlineを使っています。
HotlineはHotline Communications Ltd. で入手可能です。
何故「マックユーザーを中心に」書いたかというと、一応Windows用も存在するのですが日本語について非常に弱いためです。
マック版は日本語パッチを当てて問題なく使用できるようですが、Win版はちょっと前のバージョンであれば日本語化ユーティリティや改造バージョンで日本語表示のみ可能で、最新版は表示すらも出来ない状況になっています。
HotLineの詳しい話、使い方については「暮らしとHotLine」を参照して下さい(by怠け者)
前項で書いたように、現時点ではオリジナルのHotlineは2バイトコードをサポートしていません。
いろいろな人が日本語対応に挑戦したようですが、Hotlineの作り方が通常のWindowsアプリと異なるため、挫折しているようです。
Hotlineで日本語を使用するにはいくつかの方法がありますが、どれも完璧ではありません。
更に著作権に関係するからか、表立って公開はしていないようです。
と言うことで、私も入手方法等は教えることはできませんが、以下の説明で雰囲気だけでも味わってください。
オリジナルに海外アプリを強制的に日本語対応にする、KomeiLocalizerで日本語表示を可能にしたもの。
残念ながら表示のみで日本語の入力はできない。
更にこのバージョンより後のHotlineはKomeiの機能がうまく働かず、残念に思っている人も多いと思います。
個人的にこのバージョンのWindows版はMDI使用で他のアプリケーションが隠れてしまいあんまり好きではありません。
Komeiの入手はこちら
Komei無しで日本語表示可能にしたもの。
気軽で便利になったが、やはりこのバージョンより後のパッチが存在しない。
また、フォントサイズが変更できずシステムフォントだけなので、画面が大きくなりがちなのも難点。
タイトルがとても恥ずかしいが、非常に良くできたHotlineクローン一通りの機能をサポートしていて、インターフェースも中々格好良いです。
ただ、自分のハンドル名の後に「@ちんぽこ村」と必ず入ってしまうのが困りもんですが、作者のポリシーで入っているので素直にあきらめましょう。
その他にも随所に作者のこだわりが見られます。
後は、オリジナルのサウンド機能が搭載しているといいんですけどね。
非常にシンプルなHotlineクローン
私が持っているバージョンは機能が少なく、ニュース関連・ファイル関連は使用できません。
色々こなれてない部分もあるのですが、新バージョンではシンプルさを残しつつ発展してくれる事を望みます。
2000/8/6に公開された、ぬるめの最新バージョン
スキンを選択できたり、プラグイン追加で別のプロトコルも使用できたり、いい感じに発展しています。
残念ながら、作者の意向で公開中止になってしまったようです。
私も入手前に消えてしまったので確認できず・・・
サイト自体は閉じていますが、オンラインヘルプがあったので参考までに
非常に良く出来たHotlineクローン
ダウンロード(+レジューム機能)までサポートしたので非常に助かってます。
ファイルリストはWindowsツリー表示で本家よりも使いやすいです。
但し、最新版になればなるほど昔のHotlineサーバーとの相性が悪くなるので、ちょっと困ってます。
段々新しいものに移行していくって事で・・・
入手先は公式サイトで入手可能
これは正確にはWindows版ではありません。
unix版のHotlineクライアントになります。
ですが、私はtelnet経由でunixサーバーにインストールしたhxを起動してWindows上で利用しています。
telnetで利用しているのでシンプルな構成ですが、その割には一通りの機能をサポートしています。
欠点として、ある2バイトコードが若干文字化けするのですが(EUC→SJIS変換のカラミらしい)、ここにある日本語対応パッチバージョンで解消できます。
「hx」はHoline client Xの略でunix用hotlineです。
入手はこちらから入手できます。99/7/3現在の最新はVer0.7.14です。
hxの使い方、インストール方法は「暮らしとHotLine」の「Hotline安心マニュアルWEB」を参照して下さい(こればっか)
Windowsで日本語hotlineが使えないで途方にくれていた私は、ある日、unix版Hotlineクライアント「hx」は日本語で使用可能と聞きました。
調べてみると、hxはテキストベースでtelnetでも使用可能とのことでした。
私のPC環境は一応FreeBSDマシンも存在したのでそのまま利用することもできたのですが、私のFreeBSDの日本語入力環境が弱いので、荒技で接続することにしました。
その方法とは、自宅LANを利用して別のPC(Windows95ノート)からFreeBSDにtelnetでアクセスし、そこからhxを利用するという、ちょっと贅沢なアクセス方法です。
この方法は応用も利いて、学校・企業などでunixのアカウントを持っている方は、そこにhxをインストールする事でWinPC1台でもHotlineにアクセス出来るようになります。
注意点:
人のページに頼ってばっかりなので、ちょっとだけがんばってみます。
上で日本語が使えると書いていた「hx」ですが、やはり元々英語版のため日本語が文字化けする事(所)があります。
hxはC言語のソース配布なので、日本語関連をパッチ程度に修正してみました。
変更した点は
・発言の一部の文字が化けてしまうのを修正
・長い全角ハンドル名で文字化けしてしまうのを修正
・lsコマンドで日本語が化けてしまうのを修正
・発言編集行(最下行)でカーソル移動、バックスペースの日本語対応
・ちょっとだけメッセージの日本語化
・日本語マニュアルの追加(英語版も参照できます)
・若干のバグ修正
VerUP版
・発言以外の第2パラメータの文字化けが対処されていなかったのを修正
これでハンドル名の文字化けやPMでの不具合が消えたはず
・長いハンドルのある条件下で「*** 発言」が文字化けしていたのを修正
・長すぎるハンドルでステータス行・whoリストで文字化けしてしまうのを修正
・日本語マニュアルの誤植修正
・メッセージ(少し)日本語化
入手はこちらで行えます。
日本語化パッチ hx-0.7.14j2.tar.gz VerUP
但し、私の個人的利用のために改造した物なので、動作に関しては保証しません。
ちなみにunixのプログラムは(パッチを含めて)初めてのため、改造により不具合があるかもしれません。
今のところ、FreeBSD 2.2.7/3.1では動作確認できています。Linuxでも特に不具合は出ていないようです。
また、著作権絡みもどうなっているのか分からないので、2次配布についても注意して下さい。
出来れば使用の際には、私宛に連絡いただけると助かります。
サポートも基本的にはしませんが、私が対応出来る範囲であれば挑戦してみますので、何かあったら報告下さい。
連絡はメールもしくは掲示板でお願いします。
と言うわけではないですが、解析したときにマニュアルに載っていなかった(もしくは私がきちんと読んでなかった)機能を載せておきます。
発言編集時に、バックスペースやカーソル移動しての文字挿入で、最新文字列が反映されないため、現在の文字列が分からずに困っていませんか?
こんな時は「Ctrl+L」で画面全体を再描画するので、最新の文字列状況が分かります。
hxでプライベートメッセージの送信は"/msg ハンドル名 <メッセージ>"で行いますが、長いハンドルの方などは結構面倒ではないですか?
こんな時は「TAB」で"/msg
前回プライベートメッセージを送った相手"を表示します。
「ESC+TAB」も試してみて下さい。
これは設定にもよると思いますので、不確定ですが・・・
私の環境(Win TeraTerm Pro経由)の場合、
Home:1行アップ
Page Up:1行ダウン
End:ページアップ
Page Down:ページダウン
申し訳ない、これはTeraTermのキー割り当てがUNIX風にしていただけのようです。
キー割り当て変更により使いやすくなりました。
ちなみに私のキー設定は
Find=327
Insert=338
Remove=339
Select=335
Prev=329
Next=337
で
Home:画面バッファの先頭
End:画面バッファの終端
Page Up:ページアップ
Page Down:ページダウン
Insert:1行アップ
Delete:1行ダウン
にしました。
news表示中に'/'を打つとnews検索モードになります。
続いて「検索文字列+Enter」でnews内の指定文字列のあるところまで前方検索します。
2回目以降同じ文字列を検索するときには「/+Enter」と省略できます。
事後承諾にも関わらずリンクを快く許可して下さった、「暮らしとHotLine」のお母さんありがとうございました。
そして、hxを開発した方も日本語Hotlineの道を作ってくれてありがとうございます。